30代で妻子持ちになると制限が掛かかり、転職に踏み出せないあなたにどうしても伝えたいことがあります。
それは、「妻子持ちだろうが、家庭があろうが、辞める理由が明確であれば転職するべきだよ」ってことです。
確かに、30代からの転職活動で妻子持ちとなると、「家族に迷惑をかける」と思ってしまったり
- 「転職で失敗したらどうなるのか?」
- 「子供の保育料が払えなくなったらどうしよう」
- 「家を建てたばかりで家のローンもあるから、渋々、今の会社で我慢するしかない」
などと、動かない理由ばかり探して、転職の機会を逃してします。
そして、30代は最終転職年代ともいわれ、40代になると転職率もかなり低くなることはご存じでしょうか?
実際に40代からの転職となるとキャリアがかなり優先させるので、会社の即戦力と見込まれなければ、転職も成功する確率が格段に低くなるのです。
その一方で30代からの転職は、40代に比べチャンスが多いので、「自分の理想とする給料・休日・福利厚生の3拍子がマッチングする企業があれば、妻子が居ても転職活動をするべき」です。
このページでは、「妻子がいても30代から転職に踏み出す3つの理由」と「30代妻子持ちで転職するために絶対に守るべき2つのルール」をお伝えします。
目次
30代妻子持ちで転職を決意するにはそれなりの理由がある
どの年代でも、転職をすることには、それなりの決意があるでしょう。
その中でも30代で妻子持ちで転職活動すると言えば、
会社はもちろんのこと、プライベートも問題も多いと思いますが、30代妻子持ちで転職をしなければならない理由を上げると3つの問題が浮き彫りになります。
- 会社の業績不振(会社都合によるもの)
- 希望とかけ離れた福利厚生などの待遇
- 人的問題で会社を辞めたい
3つをカテゴリー分けすると「会社の内部問題・会社の待遇の不一致・個人的問題」に分かれると思います。
会社の業績不振による転職
会社の内部問題は、意外と社員にわかるものです。
「うちの会社、不渡りだしそうな雰囲気がある」
「社長はいつも銀行に頭を下げている」
など、社内の雰囲気が悪いなと思うこともあるでしょう。
そんな時に、「乗り掛かった舟だから会社と共に最後まで付き合うのか」それとも「乗り掛かった舟だけど、船長じゃないから降りよう」と思うのかはあなた次第ですが、30代で妻子持ちであれば、降りるほうが利口です。
沈む舟にしがみついていても改善させれませんし、これからAIに仕事を奪われる仕事に就いているのであれば、その会社は淘汰される確率のほうが高いのです。
会社の業績不振はそれなりに理由もありますし、大手企業だから大丈夫!って時代でもありません。
給与や福利厚生などの不満による転職
30代で妻子持ちであれば、
ですから、今の時点で給与や福利厚生に不満があるのであれば、違う企業へ再就職するもの1つです。
家庭がある人であれば、嫁さんは
それなのに、平日も毎日残業があり、休日は日曜日だけで、「日曜日はお昼過ぎまで寝ているあなたを見れば、転職してほしい」と思ているのかも。
でも、あなたが愚痴も一つ言わずに毎日、出勤する姿を見ていて何も言えないだけかもしれません。
30代で家庭持ちの場合は、あなたが転職願望がなくても、家族が転職をしてほしいと思っているケースもありますので、ふとした時に「今の会社にいるとずっとこんな生活だけどどう?」って聞いてみることもいいでしょう。
人間関係やハラスメントによる転職
3つ目の転職する決意は社会的も問題視されている「人間関係」
同僚との不仲やハラスメント被害など、問題は様々ですが、社会ではどうしても「合う・合わない」はあります。
人間関係でいえば、「事務員が気に入らない」「人事に評価されない」など多々あると思いますが、転職して人間関係が良好になるのであればいいと思います。
その一方で、過去に転職をしていて「常に対人関係に不満」を言っているあなたであれば、それはあなたに問題があるのかもしれません。
また、ハラスメント問題であれば、話は別で苦痛の中で普段の仕事するのはナンセンスですから、転職へ踏み出したいところ。
ハラスメント問題の記事は30代でパワハラ被害にあったら転職するべき理由と対応策はこれだ!で、紹介もしてますのでご確認ください。
30代妻子持ちが守る2つの転職ルール
30代家庭持ちで転職するには2つほど守りたい注意事項があります。
- 転職活動をするにあたり家族の了承を得る
- 転職活動は在職中にしなければならい
妻や家族に転職する旨を必ず伝える
人生のパートナーがいる場合は必ず転職する前に「これから転職をしたいと思う」と宣言する必要があります。
あなたの生活を支えてくれるのが妻であり、家族に幸せの笑顔を見せてくれるのが子供です。
家族と一緒に生活しているのですから、家族からの了承やサポートを受けながら転職はするものであり、独りよがりで行動することは絶対に避けるべきです。
転職に反対する妻を説得させる魔法のフレーズ
また、嫁さんに転職することを伝えると猛反対されるケースもあるでしょう。
ですが、あなたにはどうしても転職しなければならない理由があると思います。
その時に転職のメリットばかりを伝えるのではなく、在職中の会社にいることで、家族や自分に降りかかる、もしくは、これから降りかかるデメリットを言うことです。
- 今の会社に居ても昇給が今後見込めないこと
- もしかしたら倒産する可能性がある
- 人間関係でうまくいかなくてストレスばかりの日々
- 今の就労規則だと家族と過ごす時間がない
- 子供が大きくなって大学行くときに費用の捻出が不可能
- 不安定な収入で家のローンが組めない
人によってデメリットは違うと思いますが、上記の中で1つくらいは当てはまる項目があるはずです。
家族にとってデメリットがある場合は、その問題にどのように向き合いどのように解決するかがカギとなります。
デメリットを提示すれば嫁さんも
30代妻子持ちの転職は在職中にする本当の理由
奥さんからも転職の了解を得たのであれば、転職活動を始めたいところですが守るべーき絶対ルールがあります。
それは「在職しながら転職活動をする」ということです。
でも、それは絶対にやってはいけないことで、「どんなに辛くても後、1か月2か月後には転職できる」と思い現職で給料を貰いながら踏ん張るところです。
実際に、仕事をしながら転職活動をしないと、給料もありません。
預貯金で1年間くらい働かなくてもいい金額があればいいですが、30代で家庭があれば、なかなか貯蓄に回せないほうが多いかもしれません。
そんな時に、退職してから転職活動をした結果、ズルズルと期限が長引けば、妻に対して罪悪感しかないでしょう。
それならば、生活費という面から考慮すれば、少し辛くても現職からの給与で生活しながら、理想とする転職先を探すことです。
また、転職期間中は
現職中に転職活動に何度落ちても失敗ではない
転職活動を開始して1社目で内定をいただける人も入れば、10社目で内定をもらえる人もいます。
業種や職種によっても求人数が違いますから、求人エントリーして落ちても
また30代の転職は転職サイトよりも、転職エージェントを活用しスカウトを待つ方法もあります。
あくまでも、日中は現職に勤めあげ生活費を確保しなければ、預貯金を切り崩したり、嫁さんにパートに出てもらったりすると育児や家計にも負担がかかりますから、退職は転職先が決まるまで踏ん張りたいところです。
そうしないと全てが悪循環になり、家庭崩壊する危機もありますから。
【結論】30代で妻子持ち転職で失敗しないためには在職中に転職活動をすること
30代妻子持ちで転職活動をすると何かと不安要素があると思いますが、
- 「嫁さん(家族)からの了承とサポート得ることと」
- 「転職活動は在職中にすれば失敗はしないこと」
が、わかれば、今すぐにでも行動を起こすことです。
嫁さんに相談をしてないのであれば、まずは相談することですし、転職エージェントに転職企業情報の提供を受けてから「何十社ある中からエントリーすれば理想の企業がある」とわかってから、嫁さんに「こんな企業があり、これなら家族にも負担かけず、土日休みで、家族との時間も増えるけど転職しても良いかな?」と聞いてみるのもいいでしょう。
40代になってから、行動を起こしてもキャリアの問題や転職率が悪いので「30代妻子持ちでも転職したい!」と思えば、求人数最大手のDODADODAやリクルートエージェント・JAC Recruitmentなどに登録することをお勧めいたします。
また、20代から培ってきたキャリアに自信があるのであれば、ビズリーチなど高収入転職に強いエージェントも良いでしょう。
このサイトで紹介する転職エージェント公式サイト
DODA公式サイト https://doda.jp/
リクルートエージェント公式サイト https://www.r-agent.com/
JACリクルートメント http://www.jac-recruitment.jp/
ビズリーチ公式サイト https://www.bizreach.jp/