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職人を辞めたいと思った時の2つの選択肢は『独立or転職』

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職人を辞めたいと思っていてもなかなか辞められないと思っているあなたにどうしても伝えたいことがあります。

 

それは「グダグダ続けていると一生職人のまま生活する羽目になる」ということです。

 

30代に差し掛かると結婚したり子供も産まれ、安定した業種を探そうと職人を辞めよと思う人も少なからずいますが、職人生活が長くなると「俺にはこの業界でしか食えないから」と言って一生職人を辞めることが出来ずに継続して続ける人が多いです。

 

「俺には無理」「俺には違う特技がない」と言い訳ばかりしていると、負のスパイラルに陥り非常にまずいです。辞めたいと思っているのに、辞めるのを先延ばしにすると本当に辞めることが出来なくなります(理由は後で説明)

 

私は18年間、職人家業を営んできましたが「生涯職人を続けると金銭面的な幸を掴むことはできない」という結論にたどり着きました。

 

このページでは、元職人であり、法人塗装会社まで経営していた私が「職人を辞めたいと思ったらやめるべき理由」と「職人から脱却するための2ステップ」を解説したいと思います。

 

職人を辞めても良い5つの理由

職人を辞めたと思っているあなたに、まずは確認して欲しい「職人を辞めても良い5つの理由」を紹介します。

  • 雨が降ると給料が安定しないこと
  • 福利厚生が無縁すぎること
  • 他の職種よりも肉体労働者であること
  • 手に職つけても採算が合わないこと
  • 親方になる気が無いなら早めに辞めること

他にも書きたいことは盛沢山ありますが、大まかに5点あげれば「職人を辞める後押し」になるのではないかなと思いピックアップしてみました。

 

雨が降ると給料が安定しない

「雨が3日降ると職人を殺せる」とは昔からよく言った言葉です。私は建築塗装職人でしたので、雨の多い「梅雨時期」は本当に憂鬱になるくらいでした。

 

職人と言えば、月収とかではなく「日給」が当たり前の世界で、雨が1週間でも連続で降ったりでもすれば、生活できないレベルになります。

 

中には雨でも外仕事できる、足場屋や土木関係の業種もありますが、大雨でも降れば流石に仕事もできませんから安定はしないですよね。

 

福利厚生って「何?」が当たり前の業界

今の、若い職人であれば福利厚生って何?って感じにもなりそうですが、小さな会社や個人事業主に雇われているのであれば、福利厚生なんて無縁の世界です。

 

そもそも、職人が親方に「すみません。有給貰えますか?」なって言った日には何されるかわかりません、笑

 

それが当たり前の世界ですし、病気とケガは自分持ちとよく言ったもので、労災にも加入しているところは少ないのが現状。

 

ましては、辞めたときに退職金なんてものは99%無縁の世界ですから、定年まで働いていても何も得することのない業界と言えますよね。

 

大手ゼネコンやサブコンに雇われているようなところであれば、少しは待遇がありそうですが『大手の下にいるから仕事にありつける』『安泰だ』なんてことはないのがこの職人の世界です。

 

「肉体労働」が歳を重ねるにつれ苛酷になる

10代後半や20代後半までであれば、体力もそれなりに、気合で何とかなるけど、30代に入ると「見えないけど体で感じる違和感」が生じてきます。感覚的には「30代になると酒が昔よりも飲めなくなる」っみたいな感じのやつです。

 

また、重量鳶や軽量鳶(足場屋)などは年齢を重ねるにつれ、確実に動きも鈍くなるし、寝ても疲労が取れないなんてことは、しょっちゅう経験します。

 

また、足場屋に勤める人で多いのが40歳に差し掛かるくらいの時に、この世界から足を洗う人が非常に多いです。塗装屋などは基本、力仕事ではないので年配の方も活躍していますが、力勝負の足場屋などで働く人ほど「そろそろやばいな」と思う人が多いのかもしれません。

 

ですが、それで私は正解だと思っています。定年まで現場で働くのは職人として素晴らしいことだけど、足場の上で作業している職人であればあるほど、早めに引退してほしいと思うのですよ。

 

だって本当に危険と隣合わせの世界ですし、実際に足場の上、屋根の上から転落してケガしてる人を沢山見てきてますので。

 

手に職つけても「対価(採算)が合わない業界」

「手に職を付ければ一生食べるのに困らない」とはよく言ったものですが、建築系職人の場合、この言葉を鵜呑みにすると貧乏街道まっしぐらです。

 

この言葉って、医師や看護師さんや弁護士などの為にある言葉かな~って思うほどです。

 

一番高い金額で雇われてる職人の給料なんて所詮「平均1万5千円前後」です。応援単価や常用単価であれば「2万円」位にもなったりもしますが、職人として雇われていて1万5千円が平均的な最終ベース給ですよ。

 

MAX毎月25日出勤しても「月37万前後」です。雨が降ればここからもっと低くなるし、国民健康保険・市県民税・その他税金をここから捻出するから手取りにすれば、かなり泣きたくなる金額のはずです。

 

ましては、ボーナスなんてないので、この中からすべてをやりくりする。それが「職人」です。

 

手に職を付けた職人の対価がこれでは、誰だって辞めたくなるのは当たり前です。これを理解できてない若い職人がいるから、職人家業が成り立っていると言ってもいいですよね。

 

言い方悪いけど、若い衆なんて日当1万くらいで、こき使えて会社の為に、四苦八苦働いてくれてるのですから。

 

親方になる気がないなら「いつまでも居てはダメな業界」

この業界を辞めたいと思ったら辞めてもいい理由のラストは核心に迫ります。それは「将来的に親方になる気がなければ、職人なんて辞めたほうがいい」です。

 

親方になる気がなければ、正直この業界に一生身を注ぐのは辞めたほうが身のためです。

 

私自身は、10代の見習いの時、日給8000円からスタートし、最終的に14000円貰えるころに独立しました。

 

最後は親方に引き留められましたが、独立するという当時の目標がありましたので、筋を通りて退社。その後、独立し最高年収は利益ベースで年間1800万までいきました。(法人にしてからは年収を1000万ちょいに設定)

 

親方になれば、年収1000万を貰うのも夢ではありませんが、それなりに実行するステップはありますので、そこまでやる気があるのであれば、この先の文章も読み進めてみてください。

 

『脱!職人』ステップ1:職人として生きるのであれば独立を目指すのも1つ手段。

職人を辞めた後の道は2つあります。

それは「独立」「転職」になりますが、1つ1つのメリットとデメリットを紹介したいと思います。

下請けとしての一人親方、元請けとしての一人親方は雲泥の差

誰かに使われている職人から、自分が親方になり頑張っていくという方法がありますが、親方にも2種類あります。

それは

  • 下請けの親方
  • 元請けの親方

の2つになりますが、独立したばかりであれば、「下請け親方」をやる人が9割以上かと思います。職人から親方になったとして、親方1年生であれば、自分で仕事を請けることはほぼ不可能です。

 

独立したことを、身内や友人に言えば、元請けとしてのデビューを果たすこともできますが、これは本当の元請け仕事とは言いません。業界では「祝儀仕事」と言います。本当の元請け仕事は、「自分が全く面識のない人から仕事を貰うこと」になります。

 

また、下請け親方と、元請け親方では利益率の幅も3倍~5倍は変わります。

 

実際、私は開業当時から元請け親方としてデビューしましたが、下請け親方の友人に「お前と同じ利益出すには3倍の仕事量をこなさないと無理」とよく言われてました。

 

親方と言っても、どの立ち位置で親方業をやるのかで年収も利益も変わります。

 

独立しても良い業種は、『大工、電気屋、塗装屋』

親方の話の流れからですが独立した後、元請け親方として食っていけるのは

  • 大工
  • 電気屋
  • 塗装屋

この3業種だけです。

 

足場屋が、まったく関係ない家に「お宅の住宅が素敵ですので足場架けさせてください」と営業に行っても「何言ってるのですか?」って話ですよね、笑

 

足場屋は、大工や塗装屋などが受注してきて始めて機能する業種です。

 

このように元請けがいなければ、機能しない業種であれば、自分から仕事を受注するのは不可能になりますが、多方面からの大工や塗装屋をクライアントに持つ足場屋であれば、元請け以上に儲かることもあります。

 

ですが、元請けに切られたら終わりの商売ですので、下請けよりも、元請けになれる親方のほうが、細く長く職人業界で生きていけるのは言うまでもありません。

 

職人を辞め真剣に独立を目指すのであれば、親方になるのも1つの手段と言えるでしょう。

 

『脱!職人』ステップ2:異業種へ転職をするほうが身のため

職人として最終的に親方になることを目標としてないのであれば、人生リセットする覚悟で「転職」をすることも選択肢としてあります。

 

実際に、私は建築塗装の会社を経営してましたが、複数名を職人を、上場企業や有名企業などへの転職をサポートしてきました。

 

大手飲料系工場勤務に転職した職人や、某ディーラー営業職・生産技術職などいろいろな企業へ羽ばたいていきました。

 

いまだに元社員と連絡とったり、1年に1回とか飲んだりしますが、職人を辞めてからのほうが「生き生きとしてて楽しいそう」です。しかも職人時代よりも確実に給料もいいですし、福利厚生もしっかりとした企業へ転職できてるので家族も安心してる感じです。

 

職人から異業種への転職をするために

職人から異業種へ転職するときに、求人サイトを見ると言えば、地方求人誌などが多いと思いますが、しっかりとした企業へ転職をしたいのであれば、転職サイトや転職エージェントをしっかりと活用することです。

 

職人であれば、はじめは「転職サイト」からスタートさせるほうが、背伸びもしないですしプレッシャーもかからないので楽かもしれません。

 

また、同僚の職人に、もしも職人を辞めたいと思っている人がいれば、一緒に転職活動をすると心強いですし、気持ち的にも楽になります。

 

職人から異業種へ転職知るときに見たいサイトは、リクルートでおなじみの「リクナビネクスト」「DODA」あたりを登録するのが一番無難です。

 

リクナビネクストは「グットポイント診断」などの自分の潜在スキルを測定できるツールなどもありますので、意外な得意分野を見つけることが出来る可能性もあります。

 

また、履歴書や職務経歴書などの書き方や、ひな形などもダウンロード可能ですので、初めての転職でもそこまで苦戦することはないです。

 

後は、「DODA」は業界内での求人数が圧倒的に多いです。

 

1つ2つは受けてみたい企業も見つかりますし、DODAはエージェント機能も付いていますので、もしかすると非公開求人にありつけちゃった~!ってことにもなるかもしれません。

 

転職サイトのほかに、「転職エージェント」というサイトもありますが、初めての転職であれば転職サイト1本で、はじめは求人を探してみるほうが右往左往しなくてよいです。

 

登録も無料ですし、しっかりと職務経歴を記入したり転職したい業種なども明記すれば、メールで「おすすめ求人」なども届きますので、昼間はしっかりと仕事しながら寝る前に、求人情報をチェックしてみるのも良いですね。

【リクナビネクスト】
公式サイト https://next.rikunabi.com/

【DODA】
公式サイト https://doda.jp/

この2つのサイトに登録をしておけばまずは問題ないでしょう(^^♪

 

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