20代~30代の男性の転職と40代の転職内定率を比較すると、40代で離職し転職活動するにはハードルが高いことは否定できませんが『40代からの転職も、好条件の求人案件も沢山あるよ』ということが本音です。
稀に40代からの転職者で失敗する人もいますが、失敗する方は求人選択を間違えただけです。(解決法は後程紹介します)
40代で転職活動をするには、それなりの理由や動機があると思いますが、実際に厚生労働省の「平成29年度雇用動向調査結果」の中に、離職理由別トップは『会社の将来が不安だった』の割合が実に24.3%と、群を抜いた離職理由になっております。(他の年齢層別25~29歳が最高14.2%)
40代に差し掛かれば、自分の働く企業の価値や将来性も見えてくるので、見切りをつける人も多いという事が伺えますね。
でも、実際には40代からの転職になると、ハードルは高くなることは否定できませんが、20代~30代でキャリアを伸ばしてきた方であれば、年収2000万越えの求人も多数あります。
このページでは、社員数2000人超え(パートも含む)年商3000億の売り上げがある、とあるグループ会社の元常務取締役(叔父)から「40代の転職に求めること」「会社の不安を払拭するためにとるべき行動」などのお話を聞けましたので紹介いたします。このページでは会社名を公表できませんが、違う記事で会社名公開して記事を書きたいと思いますのでお楽しみにしててください。
なぜ40代で転職を考えるのか?
40代後半で離職する理由が『会社の将来が不安だった』とありますが、掘り起こしたところ、もう少し違う事情もあることがわかりました。
それは『外から見た自分の評価はどのくらいあるのか?』になります。
ハイキャリアの転職をするのには、年齢的にも40代が最後になりますから、自分のスキル評価が気になる人も多いと思います。今の会社で、それなりの実績を上げてるのにもかかわらず、年収は頭打ちであれば、『自分を過大評価してくれる企業に転職』するほうが賢い選択でしょう。
今の自分のキャリアに自信があるのであれば、CMなどでお馴染みのビズリーチエグゼクティブ転職でレジュメを登録してヘッドハンターからのスカウトを待つのも良いでしょう。
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パターン1:同期との差
高卒、大卒から会社へ就職し、叩き上げで出世街道を邁進していく方は、たいていの場合40代で管理職などの重要なポストに昇進する年代に差し掛かります。
この時に、同期入社の社員とかなりのキャリア差があることも分かります。
一方は『課長』や『部長』そして、最悪なのが『ヒラ社員』のままです。
どのポジションにいるかで、かなり待遇にも差がありますが、部長、課長クラスは正直、社外からの評価を得てみることで、自分の中に眠っているスキルを開放できると思います。
今もしも、あなたが課長で『数年後に部長に昇進』できる見込みがないのであれば転職してみるのも1つの手です。
パターン2:自分の評価
人によっては、自分が残してきた実績を元に、他業種に挑戦したり中小から優良企業の同業種へ転職しキャリアアップしてくこともあります。
ハイクラス転職をしたい40代であれば、『ビズリーチ』『ビズリーチ』や業界最大級の求人サイト『DODA』などの、転職エージェントに相談したり、英語力もあり海外勤務に興味があるのであれば、『JACリクルートメント』『JAC Recruitment』に登録するのも良いと思います。
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自分の評価を知るには、外野からの評価を得てみることが一番手取り早いです。社内評価は『所詮、会社内のものさしだけの評価』であり過小評価されていることもあります。
実際に頭打ちの年収が転職したことで、今よりも100万や200万上がった事例などいくらでもあります。また残念な話で『転職して年収が下がった』と話も聞きますが、年収が下がる評価なら転職はしないほうが良いでしょう。
今の会社がそれ以上に評価してくれてるのですから。
(余談)出世する人の条件
出世する人の条件をご存知ですか?
- 上役に可愛がられる
- 顧客との関係が懐柔
- 嫌な仕事も誰よりも率先して引き受ける
- 部下と上層部に挟まれても解決できる。
上の4つを一言でまとめれば『コミュニケーションが取れる人』です。
年収1000万超えの20代のサラリーマンに共通してるのが『誘いは断らない』です。今の時代、お酒の付き合いを嫌う20代を良く見かけますが『出世できないでしょう~』って思ってしまいます。
いつの年代になっても、出世できる人は『行動力』と『人を気遣う人』です。これって40代になっても同じことを言えるのです。自分の評価が上げるのであれば、部下との『飲みニケーション』も大切にすることです。周囲のケアをすることで部下もモチベーションも上がりますし自分の評価もされますから。
40代転職者に求めるものは?
『40代の転職者に求めることは何?』と聞いたところ正論の答えが返ってき腑抜けましたが、40代で採用するのであれば『スペシャリスト』を取り、30代前半までであれば、『ゼネラリスト』を優先する企業が多いようです。
スペシャリストとは
スペシャリストはビジネス面において、特化した知識や技術を持ち合わせ人物で、「専門家」業界職種によっては、エンジニアなど、広範囲の分野に携わらずに、1つの事に特化している人。それが、デザイナーでも、営業でも、経理でも、人一倍掘り込んでスキルをマスターした人たちのことです。
ゼネラリストとは
スペシャリストとは違い、広範囲で知識や技術を発揮できる人であり、『会社役員』や『管理職』なども、ゼネラリストになります。。広く浅くすべての物事を見渡せるであり、事業主やプロデューサーなどもこちら側。
細かい専門的作業デザインはデザイナー(スペシャリスト)に任せ、後のプレゼンをプロデューサー(管理職など)が遂行する。
ココがポイント
【結果】:40代転職者に求めるものはゼネラリストになります。
管理職以上の方でハイキャリ転職目指すなら『ビズリーチ』『JACリクルートメント』に登録しエージェントに相談するのが良いです。また管理職ではないけど、『今の会社に居るのは無理と思い転職したい40代の方であれば、『DODA』『リクルートエージェント』などの選択肢もあります。
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また、最近では『転職内定が決まった後に企業に退職届を出しづらい』と思う人が多いようですが、会社に嘘の退職理由を伝えるはもう古い?今流行の転職代行を活用せよ!を参考にすると退職もスムーズにできることをお伝えしておきます。
40代で転職するために必要な要素
『誰にも負けない技術や知識』があれば、40代の転職に有利だとわかったと思います。
管理職から管理職へ転職したくて、営業管理職をして力を発揮できるのであれば、あなたの転職は成功します。管理職はゼネラリストの位置づけですが、ここに営業スキルが人一倍あれば、スペシャリスト兼ゼネラリストとして活躍できるのです。
もしも、外資系トレーダーで誰にも負けないスキルがあれば、それを売り込むのも可能ですし、車の営業で営業実績があれば、他ディーラーにトップ営業マンとして自分自身を売り込めることも可能です。営業職に転職する前に知っておきたいトップ営業マンが隠し続けるセールスのコツを参考にしてみるのも良いです。
40代の転職では誰にも負けない「スキル」や「資格」を取得してることも重要視されるということです。
もしも転職に迷うなら転職するよりもキャリアアップを優先する
40代で、会社に不安があるけど、転職をする勇気や行動することができないのであれば、在職中の会社でキャリアアップを目指すのも一つの手です。確かに転職に対してのリスクは20代30代に比べてはあるので、秀でたスキルが無いと言うのであれば、資格と取り、社内でキャリアを伸ばすのも良いですね。
『40代だから今更何言ってんの?無理だよ』て聞こえて来そうですが、そんな言い訳を言う暇があれば勉強することです。人生遅すぎることはないんですから。使えないレッテルを貼られるよりも、自分の人生をバラ色にしたいのであれば行動することです。
40代でも、管理職につけないかたもいるのも事実ですが、『恥すべきは出世できない自分よりも、行動しない自分』ですよ。
もともと、給料は、あなたの時間と技術や知識を会社に提供し、それに見合った対価をお金としていただいているのですから、今、働いてる環境で給料を頂いてるのであれば、あなたは知識や技術は役に立っているのです。
その中で、今一度、転職する勇気がないのであれば、今の会社でスキルアップしていくしかないのです。
スキルアップすれば自身もつきますのでその時に「やっぱり転職したいな」と思うのであれば、それからでも遅くないのです。ただし50代からの転職は、年収も下がる傾向が多いので転職するなら40代がラストだと思う方が良いでしょう。
まとめ
40代からの転職は『キツイ』『非現実的だ』などと良く耳にしますが40代のゼネラリストを欲しがる企業も多いのが事実です。
ただ転職で失敗し、妬みや僻む人は後を絶ちませんが、最後に『なぜ失敗するのか?』を一言でお伝えすると、『採用企業は求人の目的をしっかりと提示しているのに、そこに対して無謀なスキルだけで転職活動をするから』です。
転職できないことに対して『なぜ?』と考えるより『必然』と考えれば転職に失敗する理由が理解できると思います。
それがわかれば、『どのようにして転職活動をすればいいのか?』の答えが見えてきますよね?
最優結論は自分のスキルを考慮して、転職エージェントに相談することが一番良いことなのです。
今現在、年収750万以上あるのであれば、『ビズリーチ』それ以下であれば、『JACリクルートメント』や『パソナキャリ』『リクルートエージェント』などを活用すると良いパフォーマンスが得られます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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