転職は天職探しへの第一歩の管理人です。
「転職で失敗したい」って思う人はいませんよね?
ですが初めての転職活動で失敗して後悔する人が多いのも事実です。
1回目の転職で失敗すると、このような声をたくさん耳にします。
- 「転職で失敗して後悔している」
- 「転職活動をしてたらバレた、会社に戻りづらい」
- 「ブラックから逃れたと思ったらまたブラック企業だった」
- 「結局はどこに転職してもまた同じ」
- 「面接で上がってしまってアピールも出来なかった」
転職で失敗する理由は色々とありますが、転職で失敗すると「疲れてもう辞めたい・・・」などとネガティブな声もそこら中から聞こえます。
今回は、1度転職で失敗しも諦めずに2度目の転職で、念願の海外赴任を実現させた方の転職成功体験談を紹介したいと思います。
このページで分かること
- 未経験でも転職は可能なこと
- 転職での失敗談
- 職務経歴書の書き方のコツ
- 国内転職で利用したサイト
- 海外転職に使用したエージェント
目次
社風が肌に合わないと不満が溜まる
私は大卒から印刷業で仕事に従事してました。
その印刷業界で働くことに違和感を感じたころは、既に20代も後半で嫁と子供一人と妊娠も発覚した時のことです。
会社でも良い部署に内部移動できたころには主任になっていました。
主任と言っても肩書はありませんから、3年未満の社員数名の指導や共に部署の業績を伸ばすために、サービス残業ばかりの日々です。
勤務していた会社は古い体質でした。
- 「直行・直帰」
- 「ノー残業で帰宅」
- 「カフェで仕事をする」
なんてことをすれば上司や周りの社員から白い目で見られるような職場です。
朝は朝礼に始まり会社のデスクで仕事をし、直帰が多ければ「サボっている」と思われ、他の社員が残業していれば付き合い残業をするのが当たり前の社風です。
私の仕事に対する本心は、
- 自分のスケジュールでタスク管理をしたい
- 付き合い残業に付き合いたくない
- 上司の考え方が古すぎる社風で無理かもしれない
考えれば考えるほど、フラストレーションは溜まるばかりです。
そんな矢先に、社外の先輩とのお酒の席で、会社に対しての不満をこぼしたことが転職に対しての転機となります。
愚痴をこぼすと先輩が、私の目の奥まで覗き込むようにこう言い放ったのです。
- 自分が合わないような会社なら辞めるべき
- 自分の合う会社を探すべき
- 転職組なんて俺の会社の周りには沢山いる
私の周りでは、大学の友達で転職してる人が全くいなかったので、転職の「ての字」も出てきませんでしたが、先輩の言葉で目が覚めました。
未経験ながら初めての転職は広告業に内定
先輩と別れすぐに帰宅して、寝ていた嫁を起こし、転職したいことを反対される覚悟で告げると2つの条件をつげられます、
- あなたがストレスを感じているなら転職しても良いこと
- 家族に生活する資金面などで迷惑をかけないこと
なんとなくですが、妻は私が会社に対して不満があることをわかっていたようです。
この先、マイホームも欲しいですし、これから産まれてくる子供などの養育費や生活費を考えると、転職して給料が下がると生活に支障が出ることを心配してたようです。
深夜2時ころまで延々と妻に話したことで、翌日は清々しい朝を迎え記憶があります。
内心、嫁は気が気ではなかったと思いますが、いつも通り見送りをしてくれました。
この日から、転職活動を始め4社に応募して3社目に無事内定を勝ち取ることができたのです。
結果として印刷業界から、未経験の広告代理店に転職しましたが、その時に利用した転職サイトは、広告転職とDODAです。
はじめての転職時に決めたルール
初めての転職活動は働きながらできたので時間はかかります。
私の場合は、転職をする時の目安として5つのルールを決めました。
- 勤務時間にフレックス制度があるか
- 30代が多く活躍している職場
- 職種が広告代理店であること
- 年収が大幅に差がらないこと
- 人事評価の基準を調べること
以前の職場は決して、ブラック企業ではありません。
ですが業務内容(サービス残業・デスク仕事)が根本的に合わなかったので妥協をしたくなかったのです。
元々と営業畑の人間です。
人と話すことが好きなので、デスクワークよりも企画系営業の職種を探すことにしました。
そのために、フレックス制度がありクライアントさんとの打ち合わせにも時間を気にしなく、しっかりと打ち合わせもできることも重要視すると、広告業界が自分には合っているのかなと思ったのです。
職業柄、クライアントさんの印刷物をよく目にする機会があります。
その当時は「ダイレクトレスポンスマーケティング」というマーケティング手法の全盛期でした。
チラシの導線の入れ方やキャッチコピーの書き方などを意識しなくても学ぶことで出来たのです。
履歴書を書く時の志望動機に「未経験の転職でも、印刷業界で学び盗んだ知恵やスキルを広告業界で発揮できることを全面的にプッシュ」しました。
後は、職務履歴書の書き方がわからず苦戦しましたが、今までの経験(クライアント数・売り上げに対しての実績・部下へのマネジメント)を具体的な数字をしっかり書くように気をつけました次第です。
私の場合、4社面接を受けて、3社目の企業で内定を頂くことができたのです。
1社目、2社目から、不採用通知が届いた時に、「やっぱり転職は辛いな~」と感じましたが、落ちても数打てば当たるという気持ちで、諦めないで転職活動をしました。
やはり立て続けに不採用だと、転職に対してのモチベーションも下がりますが、内定もらったら、「有給休暇を満喫してやる!」って気持ちで転職活動に望みましたので、とりわけ最後まで頑張れたと思います。
ですので、
- 「現在転職したいと思っている」
- 「もしくは転職活動中」
の、あなたへアドバイスするなら、
転職活動で失敗ばかり続くと気持ち的にも沈むので、内定通知をもらった後の前職での有給休暇をどのように過ごそうか?などと想像するとワクワクしてモチベーションの維持もできると思います。
因みに、年収も前職とほぼ変わらなかったので家族に迷惑かけることなく、はじめての転職活動を終えて第2の人生が始まります。
転職して良かったと感じた瞬間
2社目の会社で一緒に仕事をする人たちは、大手からフリーランスを幅が広く30代がメインで活躍している職場です。
私が20代後半でしたので30代がメインで活躍してる会社転職できて安心しました。
過去の上司が50台とかなり年上で、「サービス残業なんて当たり前!男なら黙って働け!」みたいなバリバリの昭和思考の方でしたので、どうしても上司は私よりの少し年上が良かったのです。
まぁ、そこそこ希望の会社に入社できたので、毎日が刺激的でとてもエネルギッシュに活動できました。
業務内容も良く、チームプレーとスタンドプレーをしっかりと使い分けてて自由に動ける会社でした。
もちろん、転職後はがむしゃらに働いた結果、人事評価も上がりましたし、残業もサービスではなく、やればやった分しっかりと評価されたのは良いことです。
給与のベースアップも、以前の会社よりも良かったので、貯金も以前よりも増えるのが目に見えてわかりました。
転職組は未経験でも知恵やスキルがあれば、勝ち組になれることがわかりました。
もちろん資格などあれば幅も広がりますが、私の転職先は大手ではなく、中小企業の部類でしたので、経験よりもヤル気重視だったと思います。
ただ、大手に転職しなかったことで、後々、再転職するとはこの時、思いもしなかったのです。
1度目の経験を活かして30代前半に再転職を開始!
転職して3年目に、再転職することなります。
1度転職経験がある方は分かると思いますが、どうしてもキャリアアップしたくなります。
俗にいう「ハイクラス転職」です。
大学時代に留学経験があり、英会話やライティングに対してもかなり自信がありましたので、海外赴任できる大手企業に転職しようと思い再度転職活動を開始しました。
実は1度目の転職の時、「大手ではなくても良いから、早く転職をしてその場から逃げ出したい!」気持ちがあったので少し焦って転職してしまったのです。
転職先は確かにやりがいはありましたが、転職する企業規模に対して妥協した感じがありました。
本心は、1社目に不採用通知が届いた企業へ転職したかったのです。
そんな頃です。
悶々としてたので自分に対して「何が本当にやりたいこと」なのかを問いただすことによって、将来の自分がやりたい職種のイメージがしっかりと固まってきました。
イメージができたら再度、転職活動の開始です。
今回は時間がかかってもいいので、とにかく焦らずゆっくりと納得がいくまで何度でも、面接を受けようと決心したのです。
海外転職で活用したエージェントは4つ
海外転職を考えてるわけですから、徹底的に転職エージェント選びも吟味し最終的に選考したのは4つでした。
- JACリクルートメント
- リクルートエージェント
- ビズリーチ
- Spring転職エージェント(アデコ)
結果的に、私はビズリーチでヘッドハンター経由で転職できました。
JACリクルートメントなどと比較すると求人件数は少ない印象でしたが、私が働きたかった赴任先がシンガポールでしたし、高収入の案件も多かったので最終的にはビズリーチに決めたということです。
ちなみに私が海外赴任したことがわかった元同僚が、なんと追ってくるかの如く海外移住してきたのです。
語学力やキャリアも全くなくても「REERACOEN」を使い海外に来た時にはビビりました、笑
英語が喋れないから海外赴任は無理ではなく、放せなくても日系企業は海外に多くありますから、海外に興味がある場合には参考にするといいです。
2度目の転職活動時に失敗したこと
2度目の転職での失敗談があります。
それは、面接に行くときに同僚を会ってしまったことです。
広告会社に勤めて渉外担当してましたので、打ち合わせとは真逆の場所で同僚と会ってしまったのです、笑
言い訳するにも嘘の行動をしてるわけですか、とっさの反応ができなくて言い訳するのが大変でした。
エージェントとの面接などに行くときは、同僚のスケジュールも確認したほうが良いと思います。
有給使って転職活動すればこんなことにならなかったのですが、できるだけ有給は使いたくないですからね。
以上が体験談になります。
Nice meeting you!!
最後に
今回、転職体験談を提供してくれた、渡辺さん(仮名)はかなりスリリングな転職のような気がします。
印刷業から広告業に転職して、最後には海外赴任ですからね。
実際にお会いして、お話をしましたが「まぁ、明るい」です。
海外転職したことで、かなり年収もあがったようで、外国産の車に乗ってますし羨ましい限りです。
転職で失敗したとおもうなら、成功するまで道へ(再転職)突き進めと言うことがわかります。
だって幸せそうでしたから(^^)