リクナビネクストやリクルートエージェントなどを運営するリクルートが、ハイクラス転職者に向けた転職サービスの『キャリアカーバー』を、ご存知でしょうか。
リクルートエージェント等の転職エージェントとは路線が少し異なり、ヘッドハンターを常駐しハイクラス転職者だけを支援するサービスになります。
『転職エージェントとヘッドハンターは何が違うの?』
と、疑問の声が届きそうなので、実際に登録して分かった、『キャリアカーバー』の3つの特徴と評判を検証し紹介したいと思います。
キャリアカーバーのサービスはどんな感じ?
キャリアカーバーを3つのポイントに絞って紹介すると
- ヘッドハンティングサービス
- 公開企業の業種
- 公開されている年収
の3つに分けてサービスを見ることができます。1つ1つを細分化しながら説明いたします。
ヘッドハンティングサービス
キャリアカーバーでは、求人情報ごとに、1622人のヘッドハンター在籍しています。(2019年3月20日現在)
登録後にレジュメ(職務内容)をしっかりと記入することで、ヘッドハンターからスカウト(オファー)が届くシステムになっています。一般的な転職エージェントとは違いマシンガンのような求人情報のメールや面談の催促電話が鳴る感じではありません。
あくまで、リクルートが厳選したハイクラス転職に特化した、ヘッドハンターからのキャリア相談をしたり、『気になる』ボタンを押して、自分からアピールすることも必要です。
また、ヘッドハンター1622人すべてを閲覧が可能で、得意職種や業種も確認できるので、一般的なエージェントとは違いミスマッチングが起きる可能性は低いですので、転職したい方には最短で希望のヘッドハンターを検索することが可能です。
ただし、こちらから『アクションを起こす』と言うよりも、『相手からの動きを待つ』流れになりますので、今すぐに転職したいと言う方には少し不向きなサイトです。
ハイキャリア(高年収)の求人になるので、焦らずに3か月~6か月を1スパンと考えて気長に転職活動をするほうが、結果的には良いパフォーマンスを得られることでしょう。
求人数
キャリアカーバーで公開されている求人数は、51645件です。
『え?他の転職エージェント比べると少ないでしょ』と、思うなかれ、この求人数を、ヘッドハンターが管理してることを思えば、ヘッドハンターサービスの求人サイトでは日本でトップの求人数となります。
求人数を100社以上抱えているヘッド―ハンターも居れば、10社程のハンターもいますの、得意不得意をしっかりと加味しながら厳選されている求人媒体と言えます。
転職に向いてる人の職種
キャリアカーバーで、力を入れている求人職種は
- IT
- コンサル
- メーカー
- 金融
- 経営
- 事業企画
- 機械エンジニア
などのスペシャリストの転職案件が目立ちます。
他にも、『経営ボード・管理・人事・マーケティング・広告・マスメディア・出版・クリエイティブ・営業・サービス・Web・ゲーム・電子・電機・半導体・科学・食品・メディカル・不動産・建設・施工管理』などもあります。
ハイキャリアでここまでの職種を網羅してるので、約5万件以上ある求人の中から、10個前後は希望する転職案件も見つかります。
年収ボーダーは?
キャリアカーバーの登録して、ヘッドハンターからのスカウトを貰う条件として現状の年収は最低でも『600万』以上ないとキツイです。
なぜキツイのかと言えば、『求人情報検索』をする時の下限が600万だからです。
- 年収600万以上の求人で 51645件
- 年収1000万以上の求人で 41397件
- 年収2000万以上の求人で 32431件
1000万以上の年収でも4万件以上の求人数があります。逆に600万~1000万のボーダーの中に1万件の求人数があります。
ハイクラス(エグゼクティブ)になる、年収2000万超えは、約3万超えですので、今、1500万あたりのボーダーの方は是非、2000万以上の求人『気になる』ボタンを押してアピールするといいですね。
キャリアカーバーのデメリット
ここでキャリアカーバーのデメリットを1つだけ伝えなければならないです。
一般的な転職エージェントとは異なり、ヘッドハンターからのスカウトが主な利用方法になりますので、採取的な面接や職務経歴書などの添削などは自分の力でやらなければならないと言うことです。
ただし、このサイトを見ているあなたなら、今現在のキャリアポジションは良い所に居ると思いますので、私が心配しなくても大丈夫ですね。
良心的なヘッドハンターであれば、職務経歴書の書き方などのアドバイスもいただけるようなのでコツを聞いてみるのも1つの手です。
キャリアカーバーのメリット
デメリットの後にはメリットもお伝えしなくていけませんね。
メリットと言えば、キャリアカーバーと似たサービスで、ビズリーチがあります。
ビズリーチは求人企業を最終的に閲覧するのに『有料』ですので、その点を踏まえると、キャリアカーバーは全てが無料を求人検索や閲覧もできるところが唯一のメリットと言えるでしょう。
ビズリーチに登録をしたほうが良い?
実際にキャリアカーバーの利用者は、ビズリーチも同時に登録してることが多いです。
2つのサイトとも、ハイキャリアの求人ですが、転職企業の質も異なります(求人企業が被らない)もしもの為に、キャリアカーバー以外にも保険掛けとして、ビズリーチを併用しておくことは良いでしょう。
まずは、キャリアカーバーに登録(3分で完了)
それでは、実際にキャリアカーバーの登録方法を画像つきで解説していきます。
2つほど、しっかりと記入したほうがヘッドハンターからのスカウトが届きやすくなるので、そこもお伝えしたいと思います。
それでは、ここからナビゲーターにお任せしますね。
まず、はじめにキャリアカーバーの下記の公式サイトURLにログインします。
【公式サイト】⇒ https://careercarver.jp/
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 都道府県
- 直近の年収
- 直近の業種・職種
これらを選択、記入していきましょう。
この時に注意点がありますが『直近の業種と職種』はしっかりと選択してくださいね。
学歴・語学・連絡先の記入
ここでは、
- 学校種別
- 学校名
- 学部・学科
- 卒業年月
- 英語レベル
- 連絡先
この6項目は必須ですのでしっかりと記入しましょう。
英語レベルは『自分の分かる程度』で記入してください。後々、スカウトがレベルを判断してくれるでしょう。また、連絡先を登録しても、キャリアカーバーから電話が急に届いたりしないのでご安心を。
登録時重要ポイント
ここから、レジュメ登録に対して重要なポイントがあります。
- 経験社数
- 企業名
- 部署・役職
- 在籍期間
- 職務内容
この5点の項目がありますが、『職務内容』はしっかりと記入してください。ヘッドハンターが目を通す重要項目ですので、ここだけは時間を使い記入しましょう。
最後に、
- 過去の職務経歴
- 保有資格
- 希望条件
- 住所
この4点を選択・記入すれば、すべての登録が完了です。
希望条件(業種、職種、年収、勤務地)をしっかりと書くことでスカウト機能も正常に動きますので是非ここまで登録してみてください!
最後に
ハイクラス転職サイト『キャリアカーバー』の特徴やメリット・デメリットを、実際に登録して検証してみました。
求人内容や、ヘッドハンティング機能などいろいろと活用してみましたが、ハイキャリであれば、スカウトから『一求入魂』のスカウトメールも届きますので是非活用して、エグゼクティブ転職を成功させて年収1000万、それ以上の年収2000万の転職を狙ってみましょう!
最後までご覧いただきましてありがとうございます。