毎朝、会社に行くのが苦痛で仕方ないと思う方にどうしても伝えたいことがあります。それは「ストレスや苦痛のある会社に通い続けていると、そのうち本当に動けないほどボロボロになってしまうよ」ってことです。
「家庭があるからどうしても今の会社に通い続けなければいけない」
「恩師の知り合いの会社なので辞められない」
「月曜日の朝は憂鬱な気分になり足取りが重い」
「連休明けには会社に行きたくない」
など、人によっては会社に行きたくない理由はそれぞれです。
ですが、会社に行きたくない本心は
- 精神的なもの
- 肉体的なもの
この2つしかないのです。
心底、会社に行きたくなと思っているのであれば、辞める勇気も必要で、精神的・肉体的にボロボロになった後では、本当に自分の人生に生き方に対して後悔することになります。
このページでは、肉体的・精神的のストレスや苦痛をしっかり理解することで、「なぜ会社に行きたくないのか?」「では辞めるべきか?我慢するか?」「最終的に転職の道を選んだほうが良い理由」などを掘り下げて紹介していきたいと思います。
目次
会社に行きたくない?それとも休みたい?
会社に行きたくないのであれば、対人関係に問題がある人が多いです。
ぶちゃけて言えば、ストレスがない人なんて世の中に居ないと思いますが、ストレスも人によって受け皿の容量がありますから、10のストレスに耐えれる人もいれば、3までのストレスにしか耐えれない人もいます。
その一方で、会社に行きたくないというか「休みたい」と思う人はいます。休みたい理由は、「友達の企業は10連休なのにこちらは3日しか休みがない」「工場勤務で肉体労働があり少し、寝不足と疲労が蓄積してきた」など、会社を休みたい人は身体的な問題と直面している可能性もあります。
会社に「行きたくない人」と「休みたい人」を分別して、個々の対策案を紹介します。
会社に行きたくないは、精神的問題があることを知る
精神的ストレスと言えば、心からくるものです。
- 上司からの圧力がある(パワハラ・セクハラ)
- 同僚のと摩擦がある(口論・方向性の違い)
- 業務内容に不満がある
- 風邪や頭痛などで会社に行きたくない。でも休めない。
人によって精神的なストレスは違います。
そしてここで言いたいのが「対人関係からするストレスは溜め込むと体に良くないよ」ってことです。上司などとの対人トラブルかあるのであれば、人事異動してもらうのも1つの手ですが、社内移動だけだとどうしても顔を合わせるときもあります。
嫌な上司に限って「食堂で鉢合せになり、通りすがりに愚痴をこぼす嫌な奴もいます」同僚間で問題があるのであれば、仲間外れにされることもあります。
女性であれば、マタハラの問題に直面することもありますよね。
その結果、「ストレスをためて、会社に行くの嫌だな~。行きたくないな」と思うのです。
そんなときの結論を一言で言えば「嫌なものはいつまで経っても解決しないので、退職したり、こっそりと転職活動をしたほうが自分の身のため」だよ。ってことです。
精神的ストレスを抱えると本当に危険極まりないので下記のことに当てはまるものが2つ以上あれば、退陣することも選択肢に入れたほうがいいでしょう。
精神的ストレスを抱えるとどうなるか?
精神的ストレスの始まりと言えば
- 朝起きれなくなる
- 起きても足取りが会社に向かない
- 食欲がなくなり胃痛・頭痛・吐き気がある
- 上司に怒られるのが怖くなってきた
- 管理職になり板挟みになってきた
- 会社に行くのが、気持ち悪く・消えたい
- 会社に行っても孤独感を感じる
- 通勤電車で過呼吸になる
上げればきりがありませんが、精神的ストレスを感じるようになると上記のようなブルーな感情や体に異変を感じることもあると思います。
朝起きれなくなる
朝起きれなくなるのは肉体的な問題もありますが、会社に行きたくないという初期症状です。私も元々はストレス持ちで、会社に行くのが嫌で寝てた時があります。寝てたというか起きれなくなるんですよね。
これは会社に行く楽しみや生きがいがない証拠です。小学校の遠足などを思い出せばわかりますが、楽しいことがあるであれば、朝早く起きれたはずです。それと一緒でつまらない毎日だから、朝起きれなくなると思います。
朝起きれなのなら、夜早く寝る。それでも起きれないのであれば、ストレスが生じている可能性が大です・
その結果として朝起きれても今度は、足取りが会社に向かなくなるのですから。
食欲がなくなり胃痛・頭痛・吐き気がある
心理的ストレスが溜まりに溜まると食欲がなくなり吐き気に見舞われる時もあります。その結果、体重が増えないなんてこともあり逆にやせ細る人もいます。
なぜ、これがわかるかと言えば、私もそうだったからです。
今は、問題解決していますが、ストレスがマックスだった時の私は、
- 朝起きれなくなり
- 食欲がなくなり
- 頭痛・吐き気
- 風邪のような症状が続き
- 夕方になると体温が上がる
この5パターンの繰り返しでした。頭痛もただチクチク痛いのならまだしも、頭の中で何かが爆発するような痛みが出たり、時には血圧が上がっている(頭の血管がピクピクする)のがわかるほどで、最終的に、首の後ろのほうまで痛みが出てかかりつけの医者に「髄膜炎かもしれない」と脅され脳外科に緊急で搬送された経験もあります
なぜ、ここまで酷くなったのかと言えば、上司の存在でした。
上司に怒られるのが怖くなってきた
別に多くのミスをしてるわけではなくても、執拗に攻めてくる嫌味な上司(社長)がいたのですが、当時、その言葉の1つ1つに、とにかく棘があり自分の心にグサグサ突き刺さったのを覚えています。
「失敗すると罵声が飛んでくる」のはいつものことで、終いには仕事道具が自分に飛んでくることもありました。
ここまでくると本当に、対人恐怖症になります。
仕事で動けば文句も言われるので、動き方もわからなくなる時もあります。会社に通勤する途中の車で過呼吸になったこともありますし、仕事中に過呼吸になったこともあります。
上司に怒られるのは新人だけではありません。
管理職になり板挟みになるからストレスまみれ
管理職になると、部下と上司の板挟みなります。
例えば、私のような仕事ができない部下があると、中堅の管理職がさらに上の上司から叱られます。会社はピラミッド型ですので一番トップが直属の部下に指示を出し、その部下が、さらに下の管理職などに指示を出しています。
指示する理由はもちろん「自分の保身」の為ですね。
会社のトップ(社長や会長)は遊ぶ金が必要になり、その下の役員は、将来社長のポストに就くために下に指示を出します。
課長など管理職クラスは、役員に可愛がられ、いずれ役員に上り詰めるために、部下を怒り・煽り・アイディアを自分の手柄にしていきます。
まぁ、何を言いたいのかと言えば、一番会社のトップと、一番下の下っ端社員以外は常に板挟みってことです。
その中でも理不尽なことばかりされるとどうしても身体的ストレスが蓄積されるのは当たり前になるのです。
そして、ストレスも溜まりすぎると鬱になる人も出てきます。
会社に行くのが、気持ち悪く・消えたい
もうここまでくると、精神の崩壊間近です。
ちなみに、私は限界点が来て、耳鳴りがずっと聞こえるようになったので耳鼻科に行ったところ、メニエール病の疑いがあると言って検査もされましたが、逆にメニエールの薬を飲んだところ、逆にめまいが出たりしてメニエールではなく、違う症状を診断されたのです。
診断された病名は・・・
診断された病名は「心身症」です。
心身症とは
心身症とは各科た対応する身体疾患の内、発症や経過に心理的社会ストレスの影響で気泡的な障害を伴った疾患群です。
心身症|NCNP病院国立精神・神経医療センターより抜粋
https://www.ncnp.go.jp/hospital/patient/disease12.html
この時に初めて、「ストレスの容量オーバー」だったのか・・・と理解すると同時に私は約3年の期間、精神神経科に通いソラナックスという薬を処方され飲み続けました。
結果、約3年ほど飲み続けて、ある日を堺にストレスと克服できたのですが、精神的ストレスから解放されたのは、転職を選択したからです。
この選択が自分の転機になるとは、その当時ではわからないものでした。
さらに詳しく
その当時利用した転職サイトは後で紹介します。
会社に行きたくないより【休みたい】肉体的問題と自己欲求の問題
会社を休みたいという人は「行きたくない精神理由よりも問題はかなり解決しやすい」です。
その理由として、休みたいというニュアンスには体の疲れ・自己の欲求を満たせば解決できることが多いのです。
「行きたくない」と「休みたい」もどちらも、会社が「嫌」という流れですが「会社を休みたい」という言葉は「自分が今現在、何かしらの原因で疲れてるな」ってことを理解できているほうが多いのです。
肉体的問題は休めば治る
例えば、肉体的問題にはこのような事例があるでしょう
- 今月は決算前に残業が多かった
- 工場系ワークなのでクリスマスシーズンは多忙すぎる
などと、期間限定的に重量同条件が重なったりすると、「肉体的に辛いから休みたい」「日曜出勤をしたので月曜日は休みたい」など体の疲労からの苦痛が多いかもしれません。
また、ここに心理的ストレスが加わる人は、工場系エンジニアなどで機械トラブルの度に、夜中に呼び出しがあるなど「いつも寝ている時間に呼び出されたりする」条件が加わると、肉体的・精神的ストレス抱え込む人もいますが、ここの肉体的問題では取り上げないようにします。
【休みたい】自己欲求の問題は多方面の問題がある
自己欲求には様々な問題があります。
- 新入社員として1年の間の感情
- 高卒から会社員になった若い世代
など、比較対象者が比較的若い人たちです。
大卒後の新入社員であれ、高卒からの新入社員であれ、数か月前まで学生だった人は誰でも、「社会人生活を受け入れる準備ができない人が多い」ことがほとんどです。
若い世代の人は、五月病にもなりやすいですし、今年のように大型連休が多い場合はどうしても、休みたい感情になることが多いでしょう。
これは、ベテランの社会人でも同じですので、社会人のレールにうまく乗り慣れるしかありません。
休みたいのであれば、休みの日に、ストレス発散をしっかりとすることで、スイッチのオンオフを切り替えることがもっとも大切だと言えるでしょう。
会社は恋愛と一緒で相性があるから合わなければ退職することも視野に入れる
今でこそ、私は1つの法人会社の経営者で、1つ他の会社の役員も請け負っていますが、先ほどお話したように、社会人時代は本当に精神的ストレスに悩まされてた人間でした。
今、数年前の過去を振り返った時に感じることは
「会社も恋愛も一緒だな~」ということです。
きつめの表現で言いますが、
すごく綺麗な女性とお付き合いしてても、性格がきつく、人を傷つける発言を言ってくる人が彼女であれば最終的に別れて違う女性のところに行くと思います。
その一方で、
すごく綺麗で、お互いの性格も理解でき尊敬しあい助け合え、将来向いている方向も一緒であれば結婚しますよね?
これが、会社も恋愛も一緒ってことです。
下のものを大切にしない会社に一生ついていこうと思いませんよね?
それよりも、部下を大切にしながら楽しくワイワイしている会社のほうが、ストレスなんて言葉を忘れるくらい楽しいはずです。
だからこそ、言いたいことが、今の会社に行きたくないと思っているのであれば、自分の理想とする会社へ転職してもいいんだよってことです。
ストレス抱えて、家で引きこもりになるよりも、自分の力(スキル)などを最大限に生かせる場所(職場)に移る(転職)することが一番最短の幸せになれる結論となることです。
転職するときに必要な3つのこと
転職するときに必要なことが3つあります。
- 気持ちの再確認
- 準備
- 行動
気持ちの再確認をすること
気持ちの整理とは、ここまでくるとわかりますが、今の会社が好きか?嫌いか?を再確認すること。恋愛と一緒です。嫌いであれば、別れを告げ新しい職場(出会い)を探すことです。
でも、まだ早まらないで!
転職活動は、今の職場にいる期間にすること。退職してから転職活動をすると、転職活動期間が長引けば、給料が入らなくなるので、精神的に追い込まれます。
それよりも、在籍しながら「いいところないかな~」と探すことがもっとも重要です。
辞める決意が固まっているので、あれば、面接日など段取りが決まったら仮病でも使えば十分です。
上司に「お前がいなかったから~こちらの業務に負荷がかかったんだよ!」って言われても無視無視!このくらいの気持ちが転職には大切なポイントです。
準備(転職サイトなどをどう選ぶか?)
転職する決意が固まれば、転職サイトを上手に活用することが大切です。
- リクナビ
- マイナビ
- DODA
この3つが一番転職活動の幅が広がりますが、令和元年8月に「リクナビ、内定辞退予測サービス廃止|情報保護違反」の問題が指摘されましたが、この失態をしっかりと改善して、さらなる飛躍をしてほしいところです。
リクナビは指摘された、内定辞退率は正直言えば、「企業サイドの人事は、のどから手が出るほど欲しい情報」なのですが、個人情報の漏洩はさすがにやりすぎですね(;^ω^)
と、なれば、
転職情報を網羅している「DODA」や若い層でおなじみの「マイナビ」あたりが当面安定して登録し、転職活動ができることでしょう。
20代後半から30代の転職者であれば、
- ビズリーチ
- キャリア・カーバー
この2つは特に登録をしておきたいところ。
その理由は、今現在も、私は登録してて、しっかりと、自分の適性にあった職種をメールで配信してくるからです。しかも数多く配信されてこないところにも共感を持てるところです。
なぜ、今、経営者になっても、転職サイトに登録をしているのか?と言えば、
「どんな企業が、どんな人材を欲しいのか?」がリアルタイムにわかるからです。
行動(エントリー・面接・退職)
最後に大切なポイントと言えば「エントリーシート」「面接」「退職」の順番でしょう。
エントリーしなければ、面接日も決まりませんし、面接にも選考されることもないので、行動をしっかりと起こすこと。
そして、最後は、退職を迎え、転職を成功させるわけですが、
「退職届けを受理されなかったらどうしよう」
「上司の顔見るのも嫌だ」
って思うのであれば、退職代行業者を使うのも1つの手です。
まとめ
「会社に行きたくない・休みたい」この理由はここによって違います。
このページでの結論は「精神的苦痛があるのなら、人の目気にせず転職する」こと。
これが一番、最重要だよ。ってことです。
精神的ストレスは、本当に体に悪い影響しかありませんので、「スッパ」っと転職して、嫌な上司を尻目に楽しい職場に転職したほうが楽しいってことでした。
「会社に行きたくない理由は、政倫的ストレスか肉体的苦痛でしかない」のテーマで紹介しました。
それでは。