20代から30代に差し掛かったころ、転職したいけど今の仕事が本当に自分のやりたいことなのか?悩んでいるあなたにどうしても伝えたいことがります。
それは「適職は自分自身の生活スタイルで決めることだよ」ってことです。
転職サイトなどで見かける「適職診断」はあくまでも統計用のデータでありますので、それを鵜呑みに転職をすると危険だよ。ってことです。
それよりも、自分のライフスタイルを良く見つめ直すことが必要だと思います。
例えばの話、サーフィンが生き甲斐の人が、夜勤メインの仕事に就いたのであれば、夜勤明けにそのまま海に直行することも可能であり、効率がよいライフスタイルだと言えるでしょう。
また、その一方で、適職などを探さずに、今まで積み上げてきたキャリアを基に転職するのもアリということです。
あくまでも適職は、「自分のキャリアを活かす」「自分の生活スタイルで決める」「趣味を仕事の延長にする」など、人によってそれぞれ。
このページでは、仕事の向き・不向きの判断基準と、当サイトの私が建築職人から始まり、経営コンサルタント・広告宣伝業などに転身をした体験談をもとに、30代からの転職は「年代的にラストチャンスに近いけど、冒険する価値はあるよ」ってお話をいたします。
目次
管理人が歩んだ転職人生
底辺のキャリアを持つ管理人の私ですが、私が社会にでたのは17歳のころです。
高校を退学処分になりましたので、学歴は中卒。
ですが、今は法人企業の代表取締役・法人企業の役員・個人経営コンサルタント・情報ビジネス(広告宣伝業)などと、4つのビジネスを掛け持ちしています。
ぶっちゃけ、学歴は中卒ですので、
はじめは、建築土木作業員として月給15万からスタートしました。
その後、建築塗装職人に転身し、そこから、個人事業として独立・法人立ち上げ・個人ビジネスも開始しました。
はっきり言えば、建築の世界から・情報系ビジネスにシフトを移行しましたから、かなり畑違いの分野に転職したといってもいいでしょう。
ですが、結果的に満足をしています。
それは、自分の時間給を換算し、自分のライフスタイルを見直した結果、今の生活が一番自分の理想としてたものに近づいたからです。
仕事選びは時給換算することが大切
今の仕事から転職をしたいと思うのであれば、転職先から提示されている時間給を計算してみることです。
そして在職中の時間給も計算して、在職中の時間給よりも多い・もしくは同等であれば転職をしても良いと思います。
はっきり言いますが、30代からの転職で年収が下がるのは仕方ないことかもしれませんが、時間給で計算した時に同等か、それよりも多ければ転職する価値はあります。
良く求人サイトなどを閲覧していると「月給50万」と書かれたりしていますが、月給はあくまでの1か月にもらえるお金の目安にすぎません。
例えば同じ1か月の給料が「50万円」だとして
- (1日8時間+残業3時間)×(20日出勤)=220時間
- (1日8時間+残業無し)×(25日出勤)=200時間
上の2つであれば、「2」のほうが時給で判断すれば多くもらえますよね。
1の時給は「2272円」2の時給は「2500円」になります。
1時間の差額が228円ですが、定年まで働くことを考えれば、この差はかなり大きくなります。
日給ベースの落とし穴
一見、
20日出勤のほうが日給ベースで言えば、「2万5千円」となり
25日出勤の日給ベース「2万円」と少なく見えますが、
時間換算をすると圧倒的に「2」のほうが「効率よく働いている」ことになります。
20日出勤のほうが多く労働日数だけで見ると、日給を貰っている計算となりますが、その代わりに、毎日3時間の残業をしていますから帰宅後のゆとり時間はない計算となります。
30代からの適職を探すのに、年収や月収でだけで判断するのも良いですが、時間給で計算をすると、どちらのほうが給料が良いかわかると思います。外資系などは基本、定時などありませんから自分がやりたいときに「がっつり」作業をして時間が余れば、家族と過ごしたり休暇でバカンスに出かけるわけですから、どちらの働き方が良いのか?をしっかりと考慮するべきです。
適職の判断基準はあなたが決めるもの
30代からよく「自分の仕事の向き不向きがわからない」「適職って結局何なのよ?」って疑問に思う方がいます。
適職の判断基準は実はあなたのライフスタイルで決めるものです。
会社に毎日通う「通勤型」
自宅でできる「在宅ワーク&たまに出勤」
など、人によって働き方も変わります。
まさにフリーランスなどの職種は、「場所にとらわれない働き方」ですから「パソコンが1台あればどこへでも」というはずです。
また、完全ノルマ型であれば、ノルマを効率良くタスク整理できるかが課題でありますから、「毎日○○時間必ず働く」という定義や概念にとらわれる必要もなくなります。
結果として、自分の適職はどのようなライフスタイルで働くか?が重要となるのです。
自分のやりたい仕事を放棄してお金だけで判断することも大切
結局のところ、
「仕事をする=生活するために必要な費用を稼ぐ」ことがメインですから、自分に合ってないと思う仕事でも給料が良ければ働くべきですし、
そのような高年収求人案件が転職エージェントから提示されたのであれば、エントリーすることも良いです。
結局のところ、仕事は生活するために必要最低限スキルと思うこと。
仕事とは時間を企業に与えた対価
30からの転職でも、
どの年代からの転職でも仕事をするということは
- あなたのスキルを会社に提供
- あなたの時間を会社に提供
と、言うことになりますから、その対価をしっかりと貰うことです。
ただ、30代で多くの転職者が間違うのが、転職時に「自分のキャリアを図り間違えている」ということです。
よくあるのが、
- 何でこんな安月給なの?
- 私が経験したキャリアや資格があればもっと多いはず!
と自分を過大評価しますが、企業はあくまで「この職種、このポストであれば○○万円」と査定表からあなたの対価を提示しているのです。
年収交渉は一人でするものではない
この採用評価よりも価値を上げたいですよね?
日本の企業は何故か、人事や採用評価が「社会主義」っぽくなっているのが特徴で、転職者じゃなくても「新卒採用者であれ、能力や学歴が違えど初めのスタート(年収)が一緒なのが大きな特徴」です。
この30代からの転職、自分の対価を上げたいのであれば、自分一人で転職活動をしないで、転職のプロに任せるのことが一番対価を上げやすいです。
そんな時、活用したいのが転職エージェントになります。
30代の転職で年収を下げないコツ!給料が上がる転職エージェント4選!を読むことで年収も自分の望む金額になることでしょう。
転職エージェント公式サイト一覧
ビズリーチ公式サイト
リクルートエージェント公式サイト
DODA公式サイト
JACリクルートメント公式サイト
⇒ http://www.jac-recruitment.jp/
【結論】
30代からの適性職種を見つけたいのであれば、
もう一度、自分の生活スタイルやキャリアの棚卸しをすることです。
その時に、転職エージェントに自分の働き方を
「残業が多くても月収が多いのが希望だ!」
「月収よりも時間給で判断をしたいので、不定時の職種を希望したい」
などとしっかりと要望を伝えれば、あなたのライフスタイルに沿った非公開求人や求人案件を紹介してくれることでしょう。
日系企業・外資系企業で全く、ワークスタイルも変わってきますから、まずは「30代から今後の生活スタイル」を見直すことが適職探しの一番の近道となります。